見習い脱却して給仕係に永久就職したい🐾

彼氏なし金なしの引きこもり系喪女が猫をお迎えしたい気持ちを吐き出すブログ。

まずは知識を付けようと思った話

ねこさまをお迎えしたいと、毎日思う私。
けれど、まだダメな気がする、と同時に思う。

じゃあ、いつになれば大丈夫なのか。

そうやって頭の中を整理していった時に、いろいろ不安はあれど、その中でも特に大きいものに気づいてしまった。

知識だ。

ねこさまは可愛い。
ねこさまは魅力に溢れている。
ねこさまは最高の生き物だ。

そんな自明のことはよくわかっている。
けれど、そんなねこさまの体の仕組みや生き方を、私はどれだけ知ってるのだろう。
もし体調を崩したらどうすればいいのか。
そもそも体調を崩していることに気付けるのか。
そんな不安が押し寄せた。

もちろん、私は獣医ではないから、正確な診断などできるはずもない。
けれど、一番身近にいるはずの給仕係が気付けなくて誰が気付けるというのか。

なら、学ぶしかない。

幸いにも学校の勉強は割りと出来る方だったし、勉強もめんどくさいとは思うが嫌いではない。
ただ、目標がないとやる気はでない。

そこで、資格を取得してみることにした。

調べてみると、猫に関する資格は、思ったより少ない。
しかも、猫に関わるお仕事をしたい人用のガチなやつが多そうだ。
ゆくゆくはそういった資格を狙ってみるのもよいかもしれない。
ただ、今の私はもっと低いハードルで、ねこさまと仲良くなるための初歩的な知識がほしいのだ。

そう思って調べていくと。
【ねこ検定】なるものに出会った。
(URL;https://www.kentei-uketsuke.com/neko/

トップページには
「あなたをねこ好きとして公式認定します!」

これだよこれ!!!
これくらいフランクな感じで、ゆるっと始めたいんだよ!!!
と運命の出会いを果たしたのが12月。

公式ってどこだよーーとか。
受験資格はどうなんだーーとか。
そんなことを考え、悩んで悩んで申し込んだのが1月。

そう、本当に申し込んだのだ。
試験日は3/27。
とりあえず初級を狙うことにした。

調べると、公式から参考書が発行されているらしい。
ので、買ってみた。

f:id:BetweenMaid:20220206172649j:plain

厚い参考書的なのを想像していたのだが、雑誌的なのでちょっと拍子抜けする。

しかもフルカラー。
かつ写真がめちゃめちゃ多い。すごく多い。
普通に可愛いねこさまの写真集と言ってもいいかもしれない。
ただ、しっかり説明は細かくされているし、勉強になる話も多い。
耳の先端のふわっとした毛に名前があるなんて知らなかった。房毛というらしい。

こんな知識いるのか…?と思いもしたが、ねこさまと会話するのには必要ないかもしれないが、人間と話すのには必要になるかもしれない。

ねこさまに「あなたの房毛はふわっふわで愛らしいくて最高ですね」と言って伝わるとは思わない。(伝えることに意義があると思う。)

でも、獣医の先生に「耳に傷があるんです」と言うより「房毛の辺りに傷があるんです」と言う方が伝わるかもしれない。(先端でいい気もするが)
獣医の先生が「このこは房毛が控えめですね」みたいに説明をしてくれても、知らなければ???である。

だから、やはり意味があるのだ。
耳の先端の毛は房毛。
ぴょっとふわっとしてる毛、じゃなくて房毛というのだ。
もう覚えたぞ。

そんなことを考えながらガイドブックを読んだり読まなかったりする日々である。

とりあえず今は、検定合格を目指すのを第一にしてみようと思う。
年一回の試験のようなので、落ちたらまた来年頑張る…くらいなら今頑張ってしまいたい。

次の更新は進捗か、試験後か…。
なるだけこまめに更新したいなぁとは思うけど、無理せずゆるゆると続けていきたいと思う。

では、今日はこの辺で。

🐾

金なし彼氏なしの引きこもり女だけど猫と暮らしたい

初投稿がこのタイトルで良いのか、と思わなくはないけれど、自分に正直になったらこうなった。

金もない。
彼氏もいない。
家からは極力出たくない。
なんならずっとゲームしてたい。
もしくは推しアイドルに貢ぎたい。

そんな、どうしようもない女が私だ。
そこそこ無難にあれこれをこなし、職場を転々としつつなんとなくお仕事をし、ゆるゆる生きている。

けれど、ずっと猫と暮らしたかった。

人間と暮らすことが苦痛で、小学生の頃から一人暮らしに憧れていた。
ずっと人目がある環境が苦痛だった。
自室に掃除機をかけようとする母親も。
ちょっとトイレに長くいただけで腹痛の心配をする父親も。
教室を巡回しながら、問題の進捗を覗き込もうとする担任も。
ずっとずっと苦手だった。
嫌いじゃないけど嫌だった。
人から自分がどう見えているのか、やたら気になった。
いい子だ、優秀だ、って思われていたかった。
だから、1人で留守番している時が一番楽だった。
何も気にしないでいいから。
私を誰も見ていないから。

昔はそこまで自己分析出来ていなかったから、なんだかわからないけど苦痛で、なんとなく息苦しかった。
就職を機に一人暮らしを始め、自分以外の視線が完全に排除された空間を手に入れて、やっと気付いた。

彼氏もいたことはあるけれど、日に日に煩わしくなった。
妙に客観的になって、この人は私の見せたい私しか見てないんだ、何も知らないんだ。
そう思ったら急に苦しくなった。
見せてないから当然なのに。
結局、無理やり理由を作って、強引に別れた。
配属替えで別の地方に行く、とか言った。
その時は嘘じゃなかったけど、結局異動先が近場になって県境すら跨がなかったのは笑えた。

そうやって、たまたま続いた人だけゆるゆる繋がり、気まぐれに生活している。
お金持ちじゃないけど、特に貧乏ってほどじゃない。
ご飯も毎日三食食べれてるし、通販でちょっとした贅沢をすることもある。
なんだかんだ自分でやれることも多いので、困り事もそんなにない。

けれど、ふと、そんな身軽さが悲しくなった。

私は便利で、そこそこ役立つ人間だけど、私の代わりはそこらに山ほどいる。
両親も友達も、私が消えれば悲しむとは思うけれど、生きていけないなんてことは多分ない。
悲観的になるつもりはないけれど、別に私が生きてる意味って、多分そんなにない。

私が楽しく私を生きることはとても大切で素敵だけど、私だけで簡潔できちゃう。
それが気楽で好きで、望む生き方だけど、なんかちょっと切ない。

そこで浮かんだのが猫だった。

実家にいた頃、犬やら猫やらと生活していた。金魚もいた。
キンキラキンの、人間LOVEの優しいゴールデンレトリバー
のほほんとしたチビ猫。
プライド高いのにちょっとドジだった女王様みたいな猫。
虹の橋を渡った子もいるし、実家でぬくぬくしている子もいるけれど、みんな大好きな可愛い子だ。
一緒にいることが幸せだった。

庭先でボールを投げて遊ぶと、何回かは普通に遊ぶのに突然引っ張り合いを挑まれたり。
小さすぎてマグカップの入っていた厚紙の箱にスポンと収まっているのをみて笑ったり。
両親にお休みと挨拶をすると、必ず私の自室の前まで一緒についてきて暫くスリスリと撫でることを要求されたり。
今でも実家に帰れば、私の手元に猫じゃらしをおいてじっと見つめてくる。

苦痛なんて感じたことなかった。
小さい頃は犬が大きく見えてビビっていたけれど、でも優しいのを知っていたから怖くなかった。

彼らとなら、家族になれるかもしれない。
新卒で入社した会社で鬱になり、今でも冬になると少し不安定になる私の、枷になってくれるかもしれない。
そう思った。
そう思った自分が、少し嫌にもなった。

結局私は、私が一番可愛いのだ。
私中心でしかいられないのだ。
そのことに気付いてしまった。
でも、それでも、一緒に生きたいと思ってしまった。

ならばせめて、幸せの海にどっぷり浸かって、来世も再来世も私のところに来たいと思えるくらい幸せにせねば。
それが私の目標になった。



そうして一念発起して早四年。
私がやったことと言えば、ペット可の物件に住むことと、転職することだけだ。
しかも転職も複数回繰り返し、なんだかんだで在宅勤務の会社に入社したが、契約社員でまだまだ時給も低い。
何かあったときにすぐ出せるようにしておきたい、と立てた貯金の最低目標額もまだ達していない。
ペット可物件なので、道端で運命の出会いをしたらそのまま連れて帰れるが、それだけだ。

いったいいつになったら準備が出来るんだ。
そもそも、必要な準備ってなんだ。

それを書き留める場所として、ブログをやってみることにした。
人目がある場所なら、私は頑張っちゃうから。
文章を書くことも嫌いじゃないし。
ツイ廃なので、ゆるゆるつぶやくだけならそこそこ続くだろう。

そんな見込みで、私らしくゆるっと続けていきたいと思ってる。

初っぱなから重いし長いしあれだけど、素直な気持ちを吐き出せてちょっとスッキリした。

早く運命の出会いをして、猫様の給仕係に永久就職したい。
猫様の次はお犬様にもお仕えしたい。

私はわがままで、楽しいことが好きで、自由にいたい。
そんなあれこれを叶えるための備忘録と日記が、これになれば最高。


風呂上がりに思い立って書いてたから、そろそろ寒くなってきた。
風邪を引く前にドライヤーしないとなので、この辺で。

🐾